Tera Term

確認した状況

• リモートから受信した MAXLENX1,MAXLENX2 が kv->KmtMy.MAXL に保存される。cf. KmtParseInit()
• Tera Term からリモートに送っている MAXLENX1,MAXLENX2 は KMT_DATAMAX（=4000） である。cf. KmtSendInitPkt()
• 受信したパケットが kv->KmtMy.MAXL を超えると「バッファあふれ」とみなされる。cf. KmtReadPacket()
• C-Kermit が送ってくるパケットサイズが変わった
  • cku305-alpha04 は、データ長 3990-3992 あたりで送ってくる
  • cku305-alpha05 以降は、データ長 4001 のパケットが送られてくる (増えたこと自体は 4000 までなら仕様上問題ないはず。4001 なのは C-Kermit のバグ？)

Tera Term 側のおかしい気がするところ

• Long Packet で受信した MAXLENX1,MAXLENX2 を kv->KmtYour.MAXL ではなく kv->KmtMy.MAXL に保存している。
  • MAXL は "The maximum length packet I want to receive" である。
  • リモートの MAXL で Tera Term 側の受信バッファサイズを上書きするのはおかしい？
  • 最大データ長は「両者の min を取るのではなく、相手の最大データ長を見て送る」でよいのか？（CAPAS は両者の AND を取っている）
    • CAPAS についても両者の AND を取る必要はないのではないか？
  • kv->KmtYour.MAXL に保存するようにしたとして、Tera Term の送信部への影響は未確認 cf. KmtSendNextData()？
• Long Packet のとき、Initiate への ACK の MAXL に「kv->KmtMy.MAXL (Long Packetの最大データ長で上書きされている) を BYTE に切り詰めた値」を返している
  • Normal Packet の MAXL を返すべき？
  • だとすると、通常の MAXL と Long Packet 時の MAXLX1,MAXLX2 を両方持っていなければならない？
• MAXL は LEN の最大長なので、kv->PktIn には最大で Normal Packetで MAXL+2, Long Packet で MAXL+7 が格納されると思われるが、MAXL を超えたところで「バッファあふれ」と判定している。
  • r4802 で、DefMAXL が 90 から 94 に変更された。
  • 305-alpha04 までは「MAXL - 数バイト」で送ってきていたのが、305-alpha05 から MAXL ギリギリまで使うようになった（これ自体はバグではない）ので、Tera Term 側のバグが目に見える形になったのではないか、と思われる。
  • 送信側でも、データ長とパケット長を混同していないか要確認